10年ほど関わって来ましたが子どもたちの個々の課題はあって当然だと思いますが、施設自体の組織としての課題はなかなか改善されていませんでした。人として一人一人は愛すべき人たちで応援してきましたが、職員としては見識が狭く法人の中だけの倫理で動いていて、そのために子どもたちの未来も狭まってしまっているのではないかと疑問を持ちました。ですが、それもこれまでの歴史や構造的なものが影響しているのも分かってきて、ここだけでは足りないのだと痛感しました。私は一個人の市民ですが、ひとりの地域の大人として出来ることはないかと考えて、退所後の若者たちと繋がりながらお手伝いをしたりしています。今後は、彼らが気兼ねなく集えるような場所を作れたらいいなぁと考えています。持続できるような仕組みを考えなければ!と模索しているところです。